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[2025.03.11]

みなさまこんにちは

 

旭川市永山にあるさぶさわ耳鼻咽喉科めまいクリニックの院長こと寒風澤です。

 

気がついたらブログ更新が久しぶり。

 

開院当初の勢いはなくなり、投稿は完全に気まぐれです、笑

 

 

さて、本日は耳鼻科の話 副鼻腔炎の続きではなく、私の感じた『闇』に関して

 

なんかよくyou tubeで見るサムネ詐欺みたいなタイトルですね、笑

 

 

実は開院に際してあることを目の当たりにしておりました。

 

開院前の準備期間中や開院直後にかかってきた電話や突然の訪問。

 

「この綺麗なクリニックをぜひうちの雑誌で紹介させてください」

 

「こちらの雑誌で旭川のクリニックの特集を行うのでぜひ紹介をさせてください」

 

「うちは全国誌です。コンビニにも並ぶような雑誌ですが、初めてクリニック特集を組むことになり、こちらのクリニックをぜひ掲載させてください」

 

「クリニック開院直後から軌道に載せるにはうちの雑誌で掲載するのが良いです」

 

などなど・・・

 

開院当初の頭の中は

 

患者さんにきてもらえるだろうか・・・

特に開院初期は患者さんの数も少ないだろうし、スタッフの給料含め運転資金足りるのだろうか・・・

借金2億以上しているけど、生活しながら返していけるのだろうか・・・

 

など、とにかくお金のことばっかり。

そんな不安の中、このようなお話はまさに地獄に仏、笑

 

「ぜひお願いします!!」なんて言ってみたら

 

「サイズどうしますか?このサイズだと◯◯万円で、このサイズだと◯万円になります。このサイズが一番人気ですね〜」

 

え?

 

お金かかるの・・・?

 

さんざん「ぜひうちで紹介させてください」とか言っていたのに安いところで10万円台から高いところで100万以上・・・

 

ただの広告営業だったんですね、笑

 

よく医者は社会に出たことがないから世間知らずだなんて話を聞きます。

 

その世間知らずが私でした・・・

 

巷に出回っている病院紹介の雑誌が騙しているとかいうわけではないですが、お金を払った病院がメインで紹介されていると考えるとなんだか『闇』を感じてしまいました。

 

当然広告を出したい気持ちもありつつ、開院直後はお金もないので泣く泣くお断り。

 

今となっては懐かしい思い出です。

 

 

1年経ち、最近こんな冊子が届きました。

北海道新聞を購読されている方一部に配られているこの病院案内冊子。

 

中を見てみると

お隣の『永山さとう眼科』さんが巻頭特集で載っていました。

 

他には

うちのクリニックが載ってました、笑

 

結局金払って載せとんのかい!と言われそうですが・・・

 

永山の方にも「こんなとこに耳鼻科あるなんて知らなかったー」なんてまだまだ言われるので、笑

 

もう少し忙しくなるまでは露出を続けようと思っております。

土曜日だけ混んでますけどね・・・

 

本日もありがとうございました。

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