模擬診療
みなさまこんにちは
土曜日に内覧会だったこともあり、昨日はクリニック研修もおやすみだったのですが、こまごました用事をすませにクリニックに来ておりました。
娘を連れて来ておりましたが、以前もブログに載せたこの象・・・
これとほぼ変わりない氷柱を見て「ぞうさん、鼻水出てるね〜」と娘。
それを聞いて娘の成長に喜びを感じると共に、これは鼻から出ているのか、口から出ているのか、とどうでもいいことを考えてしまっていました・・・
鼻でいいでしょうか・・・笑
さて、本日は午前中から午後までびっしりと模擬診療を行なっておりました。
模擬診療とは、実際の患者さんを診察する前の予行演習のようなものになります。
そして今回の患者さん役には医療機器関係や製薬会社などの取引業者さん、スタッフのご家族にも模擬患者さんとしてご協力いただきました。
想定としては
⚫︎来院パターン
時間予約、順番予約、当日飛び込み
⚫︎症状パターン
めまい、鼻水(アレルギー性鼻炎設定)、鼻水(副鼻腔炎設定)、鼻血、難聴、耳鳴り、耳あか、のどの痛み、声のかすれ、発熱(インフルエンザ設定)、くびのはれ(甲状腺腫瘍設定)、睡眠中の無呼吸
のような感じで行いました。
実際の受付から会計の流れ、診察室・処置室の流れなどを一つ一つ確認しながら模擬診療をさせていただき、フィードバックとして以下のような貴重な意見をいただきました。
「スタッフのみなさま、先生もとても親切でやさしい印象を受けました」
「受付の方の誘導が丁寧で、クリニックに入った後どのようにすればいいのかを最初に教えてもらい、安心して待っていることができました」
「クリニック内もおしゃれでとても綺麗でした」
「検査をやる前になんでその検査をするのかの説明があったのでよかったです」
と、ここまでは今後の取引業者さんならではの忖度です、笑
そして改善した方が良い点もたくさんご指摘いただきました。
「入口近くはドアが開くたびに寒い。膝掛けかファンヒーターが欲しい」
「木製のベンチだと長く座るとお尻が痛い。クッションが欲しい」
「発熱患者想定だったが、隔離スペースを長く独占しており、こんなんじゃ実際はまわらない」
「レントゲンを撮った時に何も言われずに椅子を上げ下げされた」
「キッズスペースが貧弱」
実際はこんな言い方ではありませんでしたが、貴重なご意見をたくさんいただきました。
平均3時間程度は木製ベンチで待機していただいておりました。ご協力ありがとうございました。そりゃあお尻も痛くなりますね。すいません・・・
いただいた意見全てに対して今すぐの対策は難しいですが、
・ベンチに関しては開院後に患者さんの声を確認してクッション導入を検討
・発熱患者さんに関して、車の方は車で待機いただき順番に連絡して効率よく隔離スペースを使用
・靴べらや杖置きはいくつか用意する
・検査などの際は適宜声掛けを徹底する
・『貧弱』といわれたキッズスペースに本棚が今日到着!
ただ本が・・・笑
開院に向け毎日診療・検査トレーニングをしておりますが、その傍ら
「院長!〇〇がないです!」
「院長!〇〇買ってください!」
「院長!まだ買ってくれてないんですか?」
「院長!これ領収書です!」
の繰り返しです・・・
院長って思ってたより忙しいですね、笑
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。