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耳管開放症

耳管とは、耳と鼻をつなぐ管のことです。正常の状態では普段は閉じており、嚥下などにより一時的に開くことで圧力差の調整を行なっております。耳管開放症とは、その耳管が開いたままの状態になることです。症状としては耳のこもり、自分の声が響く(自声強調)、耳鳴り、聴力低下などです。原因としては主に体重減少、鼻粘膜の異常(妊娠、月経、鼻炎など)、耳管の形状異常などがあげられます。耳管周囲には脂肪があるため、痩せた方にもよくみられます。まえかがみになったり、横になった時に血流がうっ滞することで症状が改善することがあります。治療としては漢方での治療や、生活習慣の改善を行うことが良いとされております。

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