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甲状腺腫瘍

甲状腺腫瘍は、甲状腺にできる腫瘍です。良性と悪性があり、悪性腫瘍は甲状腺癌と呼ばれます。
甲状腺腫瘍の症状は、腫瘍の種類や大きさによって異なります。
良性腫瘍の場合、多くは無症状で経過観察で問題ない場合も多いです。
悪性腫瘍の場合、以下のような症状が現れることがあります。

  • 頸部腫瘤
  • 圧迫症状(嗄声、呼吸困難、嚥下困難など)
  • リンパ節転移
  • 遠隔転移

甲状腺腫瘍の診断は、画像検査(超音波検査、CT検査)、細胞診、組織検査などで行われます。
治療は、腫瘍の種類や大きさ、悪性度などによって異なります。
良性腫瘍の場合、大きさにもよりますが、4cmを超えるようであれば手術を勧めることが多いです。

悪性腫瘍の場合は基本的には手術での摘出が必要となります。
甲状腺乳頭癌では進行が緩徐なことが多く、大きさが1cm未満の場合は経過観察でも良いとする考え方もあります。
進行例においては手術での摘出、放射線治療(内照射)、分子標的薬などを用いた治療をすることもあります。

頸部のしこりを自覚した場合、頸動脈エコーで指摘された際は一度検査をお勧めします。

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