のががかわく
のどがかわく場合、全身の病気からの可能性を考えなくてはなりません。
1. 糖尿病
糖尿病は、血液中の糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。血糖値が高い状態が続くと、体内の水分が尿として排泄され、脱水症状を引き起こし、喉が渇くことがあります。
2. 尿崩症
尿崩症は、体内の水分を必要以上に排泄してしまう病気です。尿量が増加して体内の水分が失われるため、異常に喉が渇いて水分が必要になります。
3. 甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。基礎代謝が亢進し、体温が上昇したり、発汗が多くなったりするため、脱水症状を引き起こし、喉が渇くことがあります。
4. シェーグレン症候群
シェーグレン症候群は、涙や唾液の分泌量が減少する自己免疫疾患です。口や喉が乾燥するため、喉が渇くことがあります。
5. 更年期障害
更年期障害は、女性ホルモンの分泌量が減少することによって引き起こされるさまざまな症状の総称です。ほてりや発汗などの症状によって体内の水分が失われるため、喉が渇くことがあります。
6. ドライマウス
ドライマウスは、唾液の分泌量が減少する疾患です。口や喉が乾燥するため、喉が渇くことがあります。
7. 薬の副作用
抗ヒスタミン薬や利尿薬などの薬の副作用によって、喉が渇くことがあります。